音楽家を支える音楽家

アーツ・カンパニーを創業した山田純彦さんが亡くなられました。全国にオペラの裾野を広げる運動が理念。
音大卒業生のためにレールを敷くというのもあって、働いてる人も音大卒で兼プレーヤー。

お寺の外に並ぶ長蛇の列、前には偶然、私の声楽の恩師がいてご挨拶。
室内に入るまで30〜40分、体調が優れなかったせいもあるけど、寒かったなぁ。
皆様もまだ寒暖の差で風邪ひかないよう気をつけてくださいね。

卒業後そんなにたたない頃にヤマハと個人のアンティーク喫茶を掛け持ちしていて、途中からウエイトレスに加え、くちぶえとピアノの弾き吹きをランチの無料演奏をしていました。
母の大学時代の友人というところから、聴きにきてくれたことがありましたね。

それから随分たって、30代になってからかな?オペラアーツで中学校や高校の芸術鑑賞会を請け負っていて、
くちぶえ弾き吹き(ピアノとウクレレ)で30分、
オーケストラ数曲、
最後にオーケストラとくちぶえで数曲、
このようなプログラムで演奏させていただきました。

フルオケではありませんが、オーケストラと合わせられる貴重な機会でした。
「口笛吹きと犬」の冒頭、トリル〜グリッサンドでメロディー頭からオケが入るところ、
そのくちぶえのタイミングを山田先生が指揮してオケがぶ厚く入る、
そんな楽しさと興奮を覚えています。

今は息子さんの山田大輔さんが引き継いでいます。声楽科で同い年。
同い年で会社の上に立ってるなんて凄いって思うけど、40半ばだと世間的にはそんなもんなんでしょうか。大人に見えてしまいます。
そうやって引き継がれて行く、父であり、音楽家であり、創始者である会社を作った人って素晴らしいですね!

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