りょうすけさんのトリオを聴きに行ってきました。ギターの田嶌道生さんはブラジルのショーロやクラシックを素敵に弾いてくれる人。
ブラジル人のパーカッションは口でも音出してすっごい聴いちゃった。
良い広さとちょうどいい編成で、うららかな午後、りょうすけさんの品のあるほっこりトークと彼らしい選曲、まさにそよ風コンサートでした。
両隣に初対面の年配の女性が座ってたんですが、ミニくちぶえ教室の後の休憩中ということもあり吹くモードで、鳩笛(手笛)を教えてくれたんです。手の形、息の流し方まで説明してくれて、説明うまいなぁと思って聞いてたんですが、やってみるとなんとなく出たんです、初めて!教え方って重要なんですね。何時間も練習したって。
もう隣の女性は、しばらくトライしてたけど、鳴らないとそれ以上練習する様子ではありませんでした(家に帰ってやるかもしれないけど)。
鳩笛の女性、口笛も大きな音が鳴るんです。話してるうちに書道の先生だということがわかり、なるほどでした。芸術肌な雰囲気でしたが、80才近くになるのにそのパワー。芸術家は、何かに興味を持つパワーが大きく、それを追求する能力がある。
興味がなければやる必要はないけど、そういう感性を養って来た、あるいは才能も持ってる人は違うなと思ったのでした。